延辺大学紹介

 

延辺大学は吉林省延辺朝鮮族自治州の州都である延吉市に位置しており、国家「211プロジェクト」の重点建設大学、西部開発重点建設教育機関であり、吉林省と教育部が共同重点支援を行っている大学です。

 延辺大学は1949年設立され、中国共産党が最初に少数民俗地域で建設した高等学校の一つです。1996年、原国家教育委員会の許可を得て、原延辺大学、延辺医学部、延辺農学部、延辺師範高等専門学校、吉林芸術学院延辺分部、中外合作学校運営機構の延辺科技大学が合併され、新延辺大学が成立されました。

 当校は総合専門大学で、軍事学科以外の12大学科分野において、21の学部を設置し、73の本科専攻、6の一級博士学位取得プログラム(50余りの二級博士学位取得プログラムを含む)、24の一級修士学位取得プログラム(149の二級修士学位取得プログラムを含む)、11の専攻学位修士プログラム、4つのポストドクターを有しています。当校には、1の国家レベルの重点学科、12の省レベルの重点学科があります。

 当校の教職員数は2,338人、教師人材チームの総数は1,318名に上り、そのうち、博士生卒業者は536人、修士卒業者は604人で、また教師の中副高級職務以上は786人となっています。

 当校には現在、全日制の在学生が23千人余りおり、そのうち博士、修士生は3700人余り、学部生は18千人余りで、34カ国からの留学生が600人余り、予科生、成人職場外クラスの学生および研修生は800人余りに上ります。

 当校は、「211工程」三期建設に採択され、東北アジア研究と図們江流域の開発、長白山の天然資源保護と開発、朝鮮民俗歴史と文化などに関する研究など三大学科群を構築しており、学科の境界の打破をほぼ実現しています。そうすることで「中国朝鮮通史」、「韓国詩話全編校注」、「気流式富集」方法などのハイレベルな成果を生み出しました。

 当校は現在既にアメリカ、イギリス、ヨーロッパ、日本、韓国、朝鮮など22ヵ国・2地域(台湾、香港)の教育機関および科学研究機関296ヵ所と提携・交流関係を確立しています。相前後してアメリカのピッツバーグ大学、ロシアの極東大学、日本の明治大学、韓国のソウル大学、朝鮮の金日成総合大学など、世界的に著名な大学と学校間の関係を確立しています。また、我が校は韓国の忠北大学に孔子学部を設立しています。当校は言語、学科と地理的な優勢を生かし、長白山フォーラム及び図們江フォーラムなど国際学術フォーラムブランドを生み出して、毎年1千人余りの専門家、学者などの国際学術交流を展開しています。